検査方法

素材検査

  1. JIS規格品及びASIM規格品を購入し、さらに肉厚、表面仕上げ等弊社の素材受入れ検査に合格した素材のみ使用しております。
  2. 尚、腐食試験、チェック分析、機械試験、低温衝撃試験等、御要求があれば実施します。御必要の場合、あらかじめ御相談下さい。


製品検査

加工工程中における中間検査及び最終製品の受渡し検査により、それぞれの規格、用途に適合した品質であることを確認した後出荷しております。


  1. 外観検査
    目視により全数検査し、管継手の内外面ともキズ、シワ、その他使用上有害な欠陥のないことを確認しております。(限度見本との比較による。)
  2. 寸法検査
    適用規格、仕様にもとづき直接測定により、確認しております。
  3. 非破壊検査
    浸透探傷検査又は、放射線検査を抜取にて行っています。
  4. 検査証明書
    発注時に御要求いただいた場合は検査証明書を発行致します。
  5. その他需要家の御要求に応じ、次の検査を施行致します。
    1. 製品で行うもの
      水圧試験
      浸透探傷試験
      X線透過試験
      • JISZ 2343(PT)
      • JISZ 3105(X-RAY アルミニウム)
      • JISZ 3106(X-RAY ステンレス)
      • JISZ 3107(X-RAY チタン)
      • ASME S.5 Article1(PT・X-RAY)
      • ASME S.8 DIV.1 App.1(PT判定基準)
      • ASME S.8 DIV.1 UW51(X-RAY判定基準)
    2. 管継手と同一熱処理条件の供試材による溶接部引張、曲げ試験、シャルピー衝撃試験、硬度分布、腐食試験
  6. 関係検査機関、または需要家の立合検査にも応じております。
  7. 溶接継手は通常その形状の複雑さのため水圧試験は行いませんが、弊社では形式検査を行ない、鋼管のJISに規格されている水圧試験圧力と同じ水圧に耐え、漏れのないことを確認し、保証しております。


製造工程と検査工程